中央ヨーロッパでのボランティア体験

私の通っていた大学では、毎年国際ボランティアツアーを企画していたので、大学院生の頃、私も一度参加しました。ボランティアの内容は、クロアチアの難民センターで難民の方との交流や、マケドニアで現地の小学生と共に公園の清掃を行うといったものでした。
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争はたった二十年前の出来事で、未だに行き場のない難民の方が多くいることに衝撃を受けました。付近の住居も、破壊された跡が生々しく残っています。また、セルビア軍に暴行を受けて、心を閉ざしてしまった子供たちも少なくないというお話を伺いました。
とはいえ、センターの方々は皆親切で私たちを温かく迎えてくれました。クロアチア語はわからないので大人とは意思疎通が難しかったのですが、皆で手を繋いでダンスしたり、浴衣や折り紙など日本文化紹介を通して楽しんだりと、心を通わせることができたと思います。ちなみに、子供たちや若い世代は英語が堪能で、主に彼らと話をしました。若者は就学や就職のため、センターを離れる人が多くなってきたそうです。いずれ皆さんがここを離れ、きちんと生活が営めるようになれば良いな、と思いました。
次に訪れたマケドニアでは、現地の小学生たちとお揃いのTシャツを着て、湖沿いにある公園を掃除しました。あまりのゴミの多さに、正直私たちは驚きを隠せませんでした。一瞬ひるんでしまいましたが、子供たちもいることなので協力してごみを集めることにしました。黙々と働く子、お喋りや記念撮影に夢中になる子などそれぞれでしたが、文化や言葉を越えて、一つの目的に向かって力を合わせることができたように思います。終わった後は疲れましたが、同時に清々しい気持ちになりました。
今回の清掃を通して、「外にゴミを捨てないようにしよう」と子供たちが思ってくれるようになればいいなと思いました。実はその後交流会があったそうですが、時間の都合上お流れになってしまったのは残念です。

Randy-admin

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